二次会のフォトコンテストのやり方【人数別の準備と司会台本】

結婚式二次会で新郎新婦と友人が写真撮影とスクリーン投影を楽しむフォトコンテストのイメージ

「二次会で何かゲームをしたい。でも、歓談する時間も残したい」「フォトコンテストが気になるけれど、写真をどう集めて、いつ選べばいいの?」

二次会の幹事をしていると、演出の面白さだけでなく、受付や食事の時間まで含めて考える必要があります。写真を投稿してもらうだけなら簡単そうでも、締め切りを決めずに始めると、表彰の直前に慌てることになりかねません。

二次会のフォトコンテストは、歓談中に写真を募集し、締め切り後に新郎新婦が受賞写真を選び、最後に表彰する流れにすると組み立てやすくなります。 最初に決めたいのは、募集テーマ・集め方・締め切り・選ぶ人・賞の数の5つです。

この記事では、1,000件以上のイベントを撮影してきたカメラマンの視点から、写真を撮ることに夢中になりすぎず、ゲストとの会話も楽しめる進め方を整理します。50人・80人・100人の写真枚数の考え方、90分・120分の進行例、コピーして使える司会台本までまとめました。

進行表や予算は準備用のモデルです。会場の利用時間や新郎新婦の希望に合わせて調整してください。


目次

1. 二次会のフォトコンテストはどんな演出?

ゲストが撮った写真を集めて、新郎新婦などが選んだ写真を表彰する参加型の企画です。笑顔の写真、友人同士の集合写真、乾杯の瞬間など、二次会の中で自然に撮れる場面を題材にできます。

写真を会場のスクリーンに映す方法もあれば、幹事のスマホやパソコンで集めて受賞写真だけを紹介する方法もあります。リアルタイム投影は必須条件ではありません。「当日の演出にしたい」のか、「写真を残すことが目的なのか」で集め方を変えましょう。

向いているのは、歓談のきっかけも作りたい二次会

たとえば、新郎新婦それぞれの友人が集まり、顔見知り同士の輪ができやすい場面。「今日いちばん楽しそうな1枚を撮ってください」とお題があると、写真を撮る声かけが会話のきっかけになります。

ただし、全員参加を義務にする必要はありません。写真に写るのが苦手な人、スマホをあまり使わない人、食事をゆっくり楽しみたい人もいます。「撮る・写る・見て楽しむ」のどれで参加してもよいと伝えると、無理のない企画になります。

小規模なら、写真を集めて後日選ぶ方法でも十分

親しい友人だけの二次会で、スクリーンを使う予定がないなら、既存の連絡グループで写真を集めて後日ベストショットを選ぶ形もあります。当日の機材準備を減らせる一方、会場で一斉に写真を楽しむ演出は別に考える必要があります。

反対に、人数が多く、当日のスクリーン演出と写真の回収をまとめたい場合は、専用サービスを検討する意味があります。参加人数だけで決めず、幹事が写真整理にどれだけ時間を割けるかも判断材料にしてください。


2. まず決めるのはテーマ・締め切り・選び方

最初に細かい演出を増やすより、参加ルールを短い文章で説明できる状態にしておきましょう。受付カードと司会の案内が食い違わないよう、次の内容を1枚にまとめます。

決めること 準備例
募集テーマ 今日いちばんの笑顔、ふたりらしい瞬間
募集する写真 この二次会で撮影した写真
投稿先 指定のQRコードから開く投稿ページ
コンテストの締め切り 19時20分など、時刻で明記
選ぶ人 新郎新婦。幹事は候補整理を補助
賞の数 新郎賞・新婦賞・ベストスマイル賞の3つ
投稿枚数の目安 1人3〜5枚。これは運営上のお願い
掲載範囲 会場スクリーンに映ることを事前に案内

締め切りは「終了の少し前」ではなく、時計で確認できる時刻にします。受付が長引くこともあるため、選考時間まで丸ごと削らないよう、進行担当が変更の要否を判断してください。

お題は、写真の技術より参加のしやすさで選ぶ

「いちばん上手な写真」だけでは、撮影に自信がない人が遠慮しやすくなります。表情やエピソードに注目するお題なら、スマホの機種や撮影技術だけに左右されにくくなります。

おすすめの組み合わせは、次のような3つです。

  • ベストスマイル賞:楽しそうな笑顔が伝わる写真。
  • 新郎賞:新郎が特に思い出に残したいと思った写真。
  • 新婦賞:新婦が特に思い出に残したいと思った写真。

変顔や失敗場面など、本人が嫌がる写真を集めるお題は避けましょう。酔っている姿、食事中の不意打ち、他の利用客が大きく写る写真にも気を配りたいところです。撮られる側が楽しめることを優先します。

投票にするか、新郎新婦が選ぶか

新郎新婦が選ぶ方式は、基準や集計方法を説明しやすく、短い表彰時間にも収めやすい方法です。「技術を競う審査ではなく、ふたりが好きな写真を選びます」と伝えておけば、企画の趣旨も明確になります。

ゲスト投票にする場合は、候補写真の提示方法、1人あたりの票数、同票時の決め方、集計担当まで追加で必要です。サービスによって投票機能の有無も違うため、申し込み前に確認しましょう。投票を用意すること自体が目的にならないようにするのがコツです。


3. 50人・80人・100人では何をどれだけ準備する?

1人5枚を投稿すると仮定した場合、50人で250枚、80人で400枚、100人で500枚になる計算例
1人5枚を投稿した場合の計算例です。実際の投稿数や参加人数の上限を示すものではありません。

人数が増えると、投稿される写真だけでなく、QRコードの案内や操作質問への対応も増えます。一方で、全員が同じ枚数を投稿するわけではありません。まずは想定枚数を置いて、必要な容量と運営体制を考えましょう。

写真枚数は「参加人数×1人の想定投稿枚数」で見積もる

次の表は、1人平均5枚を投稿すると仮定した計算例です。実際の投稿数やサービスの参加人数上限を示すものではありません。

ゲスト数 1人平均3枚の場合 1人平均5枚の場合 準備時の見方
50人 150枚 250枚 試験投稿や幹事の写真も加えて容量を確認
80人 240枚 400枚 上限までの余裕と追加投稿の扱いを決める
100人 300枚 500枚 500枚では余裕がないため、想定を再検討

「100人だから必ず大容量プラン」ということではありません。1人3枚を目安に募集するのか、二次会の写真をできるだけ幅広く集めたいのかで、適した容量は変わります。

コンテスト用の厳選写真だけを集める場合と、会場の思い出をまとめて回収する場合は分けて考えましょう。後者では、表彰に使わない写真も増えます。

受付のQRコードと卓上案内を併用する

受付で一度説明しても、その場で投稿する人ばかりではありません。飲み物を受け取って席に着いた後にも参加できるよう、テーブルや会場内の見やすい場所に案内を置きます。

50人なら卓配置を見て各テーブルに案内を置き、80人・100人なら、混雑する受付だけに説明を集中させないようにします。立食会場では、入口に加えてドリンク付近など、立ち止まっても通路をふさがない位置を会場と相談してください。

印刷枚数は人数と同数とは限りません。卓上設置だけにするのか、一人ずつカードを配るのかで変わります。予備を含めた必要数を、配置図を見ながら数えるほうが確実です。

幹事の役割は4つに分けて考える

役割 担当すること 兼任するときの注意
司会 参加案内、締め切り告知、受賞発表 発表中のPC操作まで一人で抱えない
PC・投影担当 接続確認、投稿確認、受賞写真の表示 受付ピーク時は持ち場を離れにくい
参加案内担当 QRコードの場所案内、操作の補助 会費管理と同時進行なら応援を決める
選考補助 新郎新婦への声かけ、候補の整理 受賞者を独断で決めず、決定者を明確に

これは必ず4人必要という意味ではありません。受付終了後に参加案内担当が選考補助を兼ねるなど、時間が重ならない仕事はまとめられます。ただし、司会が話している間にも画面を切り替える人は必要です。人数より「同じ時刻に誰が何をするか」で配置を決めましょう。


4. 90分・120分の二次会に組み込む進行例

歓談中に写真を募集し、新郎新婦が選考してから受賞写真を紹介・表彰する流れ
歓談中の募集、選考、表彰の3段階で進めます。具体的な時間配分は下の進行表を参考にしてください。

写真募集は歓談と並行して行い、全員の注目を集める時間は案内と表彰に絞ります。次の例は開宴からの経過時間です。受付・搬入・撤収は含めていないため、会場の契約時間とは分けて確認してください。

90分の二次会なら、表彰は10分を目安に

開宴から 内容 フォトコンテストの動き
0〜10分 入場・あいさつ・乾杯 司会が企画を短く紹介
10〜15分 参加方法の案内 投稿画面とお題、締め切りを説明
15〜45分 食事・歓談 写真募集。希望者が随時参加
45〜55分 歓談・締め切り案内 50分時点で残り5分を告知、55分で締め切り
55〜65分 歓談 新郎新婦が選考、担当者が発表準備
65〜75分 受賞発表・景品授与 3賞を順に紹介
75〜85分 歓談・記念撮影 写真撮影は任意で継続
85〜90分 結びのあいさつ 退場・お見送りへ案内

90分で別の大型ゲームも入れると、食事や歓談の時間が短くなりがちです。フォトコンテストを主な参加企画にするなら、その他の演出は新郎新婦のあいさつや短い紹介程度に絞ると調整しやすくなります。

120分なら、前半の歓談をしっかり取る

開宴から 内容 フォトコンテストの動き
0〜10分 入場・乾杯 企画を紹介
10〜15分 参加方法の案内 QRコード、お題、締め切りを説明
15〜55分 食事・歓談 写真を随時募集
55〜70分 短い企画・歓談 撮影を強制せず、途中参加者にも案内
70〜80分 締め切り前の歓談 75分時点で残り5分を告知、80分で締め切り
80〜95分 歓談 選考と受賞画面の確認
95〜105分 受賞発表・景品授与 3賞を順に紹介
105〜115分 歓談・記念撮影 新郎新婦と話す時間を確保
115〜120分 結びのあいさつ お見送りへ案内

表彰を最後の5分に押し込むと、受賞者の移動や景品授与だけで時間を使い切ることがあります。写真を紹介する時間と、新郎新婦から一言もらう時間を含めて確保しましょう。

写真が多いときは、選考時間を増やすか候補を整理する

100人から500枚集まった写真を、10分で丁寧に見返すのは簡単ではありません。投稿中から選考補助が候補を控え、締め切り後に新郎新婦が最終決定する流れを決めておきます。

候補を絞る基準も共有してください。「テーマに合う」「誰の投稿か確認できる」「表彰しても本人が困らない」といった基準なら、単に画質のよい写真だけを残すことを避けられます。新郎新婦が全作品を見たい場合は、賞を減らす、選考時間を長くする、結果発表を後日にするなどの調整が必要です。


5. 写真の集め方を選ぶ【LINE・Googleフォト・専用サービス】

集めた写真を後から残せればよいのか、その場でスクリーンに映したいのか。この違いを先に決めると、サービス選びが進みます。

方法 向いている使い方 幹事が考えること
LINEのグループ・アルバム 既存の友人グループ内で写真を集める グループへの参加案内、受賞写真の整理と表示
Googleフォトの共有アルバム 後から閲覧する写真もまとめたい 共有設定、参加・追加操作の案内、公開範囲
リアルタイム投影の専用サービス 当日のスクリーン演出と写真回収を組み合わせる 費用、会場機材、容量、選考方法

LINEやGoogleフォトを使う場合も、幹事が受賞写真を選んでパソコンで表示すればコンテストを組み立てられます。その分、当日の保存・並べ替え・表示の手順を自分たちで用意する必要があります。

参加者が普段から使っている方法なら案内しやすい一方、全員が同じアプリやアカウントを使っているとは限りません。招待リンクを送るだけで済ませず、幹事以外のスマホでも参加から写真追加まで試しましょう。設定や操作方法は、LINEの公式ヘルプGoogleフォトの公式ヘルプで確認できます。

猫の風船を使う場合の流れと注意点

その場で写真を映しながら歓談を楽しみたい場合には、猫の風船も選択肢の一つです。

猫の風船は、ゲストがスマホで投稿した写真を会場のスクリーンにリアルタイムで映し、フォトコンテストも楽しめるイベント演出サービスです。ゲストはQRコードから参加でき、アプリのダウンロードやゲスト自身のアカウント登録は不要です。主催者は登録してイベントを作成します。

猫の風船はこちら【ウェディング向けページ】

投稿写真をスクリーンに投影でき、フォトコンテストでは新郎新婦などの管理者が受賞写真を選びます。ゲスト投票の機能はありません。 投票をしたい場合は別の集計方法を準備する必要があるため、この記事の進行例は新郎新婦が選ぶ方式を前提にしています。

また、ゲストのスマホで他の人の写真を一覧閲覧する仕組みではありません。会場ではスクリーンに映るので、投稿前にその点を知らせてください。後日みんなで写真を見られるアルバムが欲しい場合は、管理者が一括ダウンロードし、写っている人に配慮して別途共有方法を決めます。

フォトシュシュやフォトシャワーなどにも、結婚式向けの写真演出サービスがあります。会場で利用できるサービス、機材の手配範囲、写真の受け取り方を含めて比較するとよいでしょう。会場経由の手配が必要か、二次会会場でも利用できるかは、それぞれの窓口に確認してください。

サービス選びを詳しく比較したい方は、結婚式の写真共有サービス比較も参考にしてください。


6. 無料で試してから、本番の写真枚数でプランを決める

猫の風船では、無料プランでも30枚まで写真を投稿でき、フォトコンテストを試せます。最初から本番の人数分を想定して申し込む前に、幹事と新郎新婦で投稿・投影・選考の流れを確認しておくと、当日の担当を決めやすくなります。

2026年9月時点の料金は次のとおりです。有料プランは月額ではなく買い切り型で、価格は税別です。

プラン 写真枚数上限 料金(税別)
無料プラン 30枚 無料
ライトプラン 500枚 19,800円
スタンダードプラン 1,000枚 24,800円
バリュープラン 2,000枚 29,800円

50人が平均5枚なら250枚、80人なら400枚なので、計算上はライトプランの500枚以内です。ただし、試験投稿や幹事の投稿も含め、実際の利用枚数を確認してください。

100人が平均5枚なら500枚となり、上限に余裕がありません。撮影・投稿を広く楽しんでもらいたい場合には1,000枚のプランも比較対象になります。逆に、少数の応募写真だけを集める運用なら、その枚数に合わせて検討できます。

無料の30枚は「人数が多くてもそのまま十分」という意味ではありません。無料で操作を確認し、本番で集めたい枚数に合わせて有料プランを選ぶという順番なら、必要以上の容量を選ぶことも、当日の不足も避けやすくなります。

会場のプロジェクター使用料や通信機器、景品などの費用はサービス料金とは別に確認してください。料金と利用条件は、猫の風船の結婚式向けページで確認できます。


7. 前日までに済ませたい機材と投稿テスト

開宴前に幹事がスマホ、通信環境、パソコン、投影機材を使って投稿と表示を確認するイメージ
事前テストのイメージ。投稿だけでなく、会場での投影まで一通り確認しておきましょう。

本番で初めて接続すると、ケーブルが合わない、画面の文字が読めないなど、写真以外のところで時間を使ってしまいます。可能なら会場の実機を使って事前に確認し、難しい場合も、接続端子と貸出機材の情報は会場からもらっておきましょう。

パソコン・通信・投影画面を一緒に確認する

猫の風船を会場で投影するには、Wi-Fi環境、ノートパソコン、プロジェクターまたはモニターを準備します。ブラウザはGoogle Chrome推奨です。

  • パソコンの映像出力端子と会場の入力端子が合うか。
  • HDMIケーブルや変換アダプターは誰が持参するか。
  • 電源の位置と、ケーブルが通路を横切らない配置になっているか。
  • 会場のWi-Fiをイベントで利用できるか。利用条件や接続方法は何か。
  • 会場の明るさを保った状態で、写真と案内が見えるか。
  • パソコンの通知やスリープが投影を邪魔しないか。

ゲストの投稿と会場の投影は、それぞれの通信環境に影響されます。空いている時間の接続テストだけで、満員時の動作を保証できるわけではありません。使える代替回線があるかも、会場や担当者と相談しておきます。

投稿から受賞発表まで、少ない枚数で一周する

幹事のスマホだけでなく、新郎新婦や別の担当者のスマホでもQRコードを読み、写真を投稿します。その後、投影画面で表示を確認し、管理者が受賞写真を選ぶところまで進めてください。

猫の風船の画像仕様はJPGで、長辺1280pxに自動リサイズされます。スマホ内の写真の形式や選択方法によって迷わないよう、実際に使う端末で確認しましょう。元の高解像度データをそのまま残すための保管先として考える場合は、この仕様に注意が必要です。

詳しい手順は猫の風船の使い方も参照してください。司会台本だけを練習するのではなく、操作担当が受賞写真を表示するところまで合わせることが大切です。


8. コピーして使える案内文と司会台本

以下は「新郎新婦が3つの賞を選ぶ」「19時20分締め切り」「会場スクリーンに写真を映す」という設定の例です。時刻・賞名・投稿先は実際の内容に変更してください。

受付・卓上カードに入れる文章

今日のベストショットを募集します

「二次会で撮った写真を、こちらのQRコードから投稿してください。テーマは『今日いちばんの笑顔』。投稿いただいた写真から、新郎新婦が3つの賞を選びます。コンテストの締め切りは19時20分です。1人3〜5枚を目安に、撮影も投稿も自由にお楽しみください。写真は会場のスクリーンに映ります。写っている方に確認してから投稿をお願いします。」

QRコードのすぐ近くに締め切りを置くと、投稿直前に見てもらいやすくなります。会場掲示には、困ったときに声をかける担当者も書いておくと親切です。

乾杯後の参加案内

「今日は、みなさまのスマホで撮った写真を集めるフォトコンテストを行います。テーブルのQRコードから、お気に入りの写真をお送りください。テーマは『今日いちばんの笑顔』です。撮影の上手さを競うというより、おふたりが思い出に残したい写真を選びます。もちろん、写真を見て楽しむだけでも大歓迎です。締め切りは19時20分です。」

スクリーンに映ることは、この案内でも一言添えます。実際に1枚投稿して表示を見せられる場合は、説明を長くするより、操作の流れを短く実演したほうが伝わりやすくなります。

締め切り5分前の案内

「フォトコンテストの締め切りまで、あと5分です。スマホの中に今日のお気に入りがありましたら、19時20分までに投稿してください。この後、おふたりに受賞写真を選んでいただきます。写っている方への確認もお願いします。」

ここで新たな撮影を急がせる必要はありません。食事を止めさせず、すでに撮った写真から選んでもらう案内にします。

受賞発表の台本

「それでは、フォトコンテストの結果を発表します。最初はベストスマイル賞です。選ばれたのは、こちらの写真です。投稿してくださった〇〇さん、いらっしゃいますか? お席から手を挙げていただけますでしょうか。」

「この写真を選んだ理由を、おふたりから一言お願いします。」

「ありがとうございます。〇〇さんには、こちらの景品をお贈りします。みなさま、拍手をお願いします。」

受賞者の名前の読み方は事前に確かめ、投稿者が分からない場合の呼びかけも決めておきます。席を外している人を長く待ち続けず、景品を後で渡す運用にすると進行を守れます。


9. 賞と景品は「3つから」考えると準備しやすい

ベストスマイル賞、新郎賞、新婦賞の3つに小さなギフトを用意した景品のイメージ
3つの賞と持ち帰りやすい景品のイメージ。品物と予算は新郎新婦の希望に合わせて選びます。

賞を増やすほど、写真選びと名前の確認、発表、受け渡しに時間が必要になります。初めて企画する場合は3つ程度から考え、表彰に使える時間に収まるかを確認しましょう。

景品は高額である必要はありません。持ち帰りやすいもの、受賞者を選びにくいものを中心に、新郎新婦の予算に合わせます。冷蔵・冷凍品はその場で持ち歩く負担があるため、引換方式なども含めて考えてください。

景品の考え方 予算の計画例
ベストスマイル賞 気軽に受け取れるお菓子やギフト 2,000円
新郎賞 新郎らしさが伝わるギフト 3,000円
新婦賞 新婦らしさが伝わるギフト 3,000円
合計 包装・送料などは別に確認 8,000円

この金額は相場や特定商品の価格ではなく、予算を分けるための例です。会費収支に組み込むときは、実際の税込支払額、包装代、送料まで確認してください。

同じ人が複数の賞を受賞してもよいかも、あらかじめ決めておきます。多くの人に景品を渡したい場合は「受賞は1人1賞」と案内すると分かりやすいでしょう。ただし、サービスが自動で重複を除いてくれるとは限らないため、担当者が確認します。

賞の名前をもう少し選びたい方は、結婚式フォトコンテストの賞・タイトル名30選を参考にしてください。


10. 当日に困らないための対処方法

投稿が少ないときは、枚数を競わせず声をかける

乾杯直後は食事やあいさつが優先になるため、すぐに写真が集まらないこともあります。まずは幹事が投稿の流れを見せ、QRコードの場所が伝わっているかを確認しましょう。

「各テーブルで1枚、よかったら撮ってみてください」と具体的に案内すると、何をすればよいかが分かります。投稿しない人を名指ししたり、枚数の少なさを責めたりしないことも大切です。

通信が不安定なら、写真をスマホに残してもらう

送信できないときは、何度も投稿ボタンを押すよう案内せず、まず操作担当が状況を確認します。代替回線が使える場合は会場の了承を得て切り替え、難しければ募集や表彰の方法を変更します。

復旧の見通しが立たない場合には、「写真はお手元に残してください。回収方法を改めてご案内します」と伝えます。未送信の写真が後から必ず自動投稿されることを前提にしないでください。

スクリーンが使えない場合の進行も決めておく

写真を集められていても投影だけができない場合は、新郎新婦が端末で確認し、受賞者と選んだ理由を口頭で紹介する方法があります。写真の回収自体が難しければ、当日のコンテストを見送り、後日選考に切り替えることも選択肢です。

その場の思いつきでルールを変えるより、予備案を司会と共有しておくほうが落ち着いて対応できます。変更する場合には、何が変わるのかを参加者に説明しましょう。

投稿できる期間と、審査対象の締め切りを分ける

サービス上で後から写真を投稿できても、コンテストの審査対象をいつまでにするかは運営側で決めます。猫の風船ではゲストのアップロードは利用日の翌日までですが、この例の審査対象は当日19時20分までの投稿です。

後日届いた写真も思い出として残せますが、結果発表後に無断で選考をやり直さないようにします。期限を二つに分けて説明しておけば、途中参加や帰宅後の投稿でも混乱しにくくなります。


11. 終了後の写真保存と共有まで担当を決める

表彰が終わっても、写真の保存を誰がするかが曖昧だと、新郎新婦が受け取れないままになってしまいます。二次会の準備段階で、管理者と保存担当、受け渡し先を決めてください。

猫の風船では管理者が写真を一括ダウンロードできます。データは利用日から1年後に自動削除されるため、期限ぎりぎりまで置いておかず、投稿受付が終わったら早めに保存する運用がおすすめです。保存できたことを確認してから新郎新婦へ渡しましょう。

ゲストへ再共有する場合には、会場で投影することと、後から他の人が閲覧・保存できることは別に考えます。SNSへの公開も含め、写っている人の希望を確認し、共有先を必要な範囲に絞ります。

特に、撮影を控えてほしい人への案内は幹事内でも共有しておきたいところです。写真を集めることだけを優先せず、参加した人が気持ちよく思い出を受け取れるところまで準備します。


よくある質問

二次会のフォトコンテストは無料でもできますか?

既存の写真共有方法を使い、幹事が選考や表示を行えば、専用サービスの利用料をかけずに企画できます。ただし景品や会場機材には別の費用がかかる場合があります。猫の風船には30枚までの無料プランがあり、本番前の操作確認にも使えます。人数が多い場合は想定投稿枚数を確認してください。

プロジェクターがない会場でもできますか?

できます。写真を集めて新郎新婦が端末で選び、口頭で表彰する方法や、後日発表する方法があります。ただし、全員で同じ写真を見る演出にしたい場合は、会場の広さに合うモニターなどを検討する必要があります。

参加者全員にアプリを入れてもらう必要がありますか?

利用する方法によります。猫の風船はゲストのアプリ導入とアカウント登録が不要で、QRコードから参加できます。主催者の登録や会場側のパソコン・通信・投影機材は別に必要です。

写真が上手な人だけが有利になりませんか?

「ふたりらしい瞬間」「楽しそうな笑顔」など、写真の技術以外で選べるテーマにすると参加しやすくなります。審査基準は事前に伝え、撮影が得意でない人にも見るだけの参加を認めましょう。

ビンゴと両方できますか?

時間を確保できれば可能です。ただし、それぞれに案内と表彰の時間が必要です。先に食事・歓談・あいさつを進行表へ入れ、残り時間で両方を行えるかを判断します。90分の二次会では、主な企画を一つに絞る方法も検討してください。


二次会のフォトコンテストは、短い案内と選考の段取りが大切

準備するときは、最初にテーマ・集め方・締め切り・選ぶ人・賞の数を決めましょう。写真募集は歓談中に行い、選考と表彰の時間を進行表に確保します。人数が多い場合には、写真容量だけでなく、候補整理と画面操作の担当まで決めておくことが大切です。

ゲストにとっては、食事や友人との会話も二次会の楽しみです。撮影を強制せず、写真を撮る人も、スクリーンを見る人も、それぞれのペースで参加できる企画にしてみてください。

会場で写真を映す流れを試したい方は、猫の風船の無料プランで、幹事と新郎新婦が数枚ずつ投稿するところから始められます。 本番の写真枚数、操作のしやすさ、会場設備を確認してから、必要なプランを選びましょう。

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