1.5次会でゲストが参加しやすい演出7選【立食・着席と準備の負担で選ぶ】

立食と着席を組み合わせた1.5次会のイメージ

「披露宴ほどかしこまらず、二次会よりもゆっくりゲストをもてなしたい」。1.5次会を考えていると、料理や会場と同じくらい悩むのが、どんな演出を入れるかではないでしょうか。

友人中心ならゲームも楽しそうですが、親族や上司、お子さまも参加するなら、全員が立ったり移動したりする企画が合うとは限りません。立食か着席かによっても、参加しやすいタイミングは変わります。

私は1,000件以上の結婚式・イベントを撮影してきたカメラマンです。この記事では、会の雰囲気を大切にしながら、ゲストが無理なく関われる演出を7つ紹介します。時間や人数の例は計画用の目安で、実施事例を示すものではありません。

演出をたくさん詰め込む前に、「食事を楽しんでほしい」「友人同士が交流してほしい」「家族にもふたりの様子を知ってほしい」など、会の目的を一つ決めると選びやすくなります。


1.1.5次会の演出は料理形式とゲストの顔ぶれから選ぶ

1.5次会には、立食ビュッフェだけでなく、着席コースや着席ビュッフェなどの選択肢があります。会費制という言葉だけで、立食のパーティーと決めつけないことが大切です。

会場選びの説明でも、ゲストの顔ぶれに合わせた料理形式が案内されています。アールウエディングスの1.5次会案内も参考にしながら、招待する人が過ごしやすい形を考えてみてください。

形式 演出を考えるポイント 避けたい重なり
着席コース 席のまま参加できる企画、料理の合間の短い発表 配膳中の一斉移動、食事を長く止めるゲーム
着席ビュッフェ 料理を取りに行く時間と、全員が注目する時間を分ける ビュッフェ開始直後の全員参加企画
立食ビュッフェ 自由参加、会場のどこからでも分かる案内 両手に皿や飲み物を持っているときの操作
立食と休憩席の併用 座ったまま見て楽しめる選択肢 休憩している人が参加できないルール

ゲスト参加型は、全員に同じ行動をさせることではありません。写真を撮る、メッセージを書く、席で見る、拍手するなど、関わり方を選べると、幅広い年代が参加しやすくなります。

2.7つの演出を準備と参加負担で比較する

迷ったときは、演出の華やかさだけでなく、事前準備、当日の担当、移動の量を比べてみましょう。次の時間は、打ち合わせで枠を確保するための例です。人数や料理の流れによって調整します。

演出 向く形式 時間の考え方 主な準備 参加の負担
メッセージカード 立食・着席 受付や歓談中に自由記入 カード、ペン、回収箱 書く時間を選べる
テーブルごとの記念写真 着席中心 1組ずつ順番に撮影 撮影順、担当 移動を少なくできる
ふたりにまつわるクイズ 立食・着席 5〜10分程度から計画 問題、回答方法、司会 問題数を絞ると軽い
写真のリアルタイム投影 立食・着席 歓談と並行して実施 PC、回線、投影機材 撮る・見るを選べる
フォトコンテスト 立食・着席 募集は歓談中、発表は約10分から 投稿先、選定、景品 撮影を任意にできる
短いゲストインタビュー 着席・休憩席あり 1人1問など短く 事前了承、質問、マイク 指名対象の了承が必要
思い出写真の紹介 立食・着席 5〜8分程度から計画 写真許諾、順番、説明 見るだけでも楽しめる

予算が限られている場合は、同じ機材でできる演出を組み合わせる方法もあります。ただし、機材が共通でも準備作業は増えます。投影とクイズを行うなら、画面の切り替えや進行担当まで確認しましょう。

3.演出1 メッセージカードで言葉を残す

受付やテーブルにカードを置いて、好きなタイミングでひと言書いてもらう方法です。全員に順番にマイクを回す必要がなく、人前で話すことが苦手なゲストにも参加の選択肢ができます。

「お祝いの言葉をお願いします」だけでなく、「ふたりにおすすめしたい休日の過ごし方」「10年後のふたりへ」など、短く答えられるテーマを添えると書き始めやすくなります。親族中心なら、思い出や応援の言葉など、無理なく書ける質問を選びましょう。

準備するものと配置

カード、ペン、回収箱に加え、書くための場所を用意します。立食の場合はテーブルが料理で埋まりやすいため、専用の記入スペースを設けるか、受付後に記入できるようにします。ペンが1本だけだと順番待ちになるので、人数と設置箇所に合わせて準備します。

気を付けたいこと

その場で読み上げる予定がある場合は、カードに「会場で紹介する場合があります」と書いておきます。ふたりだけに伝えたい内容もあるため、紹介可否を選べる欄を設ける方法もあります。すべてのカードを読み上げようとせず、後日ゆっくり読む分も大切にしましょう。

4.演出2 テーブルごとの記念写真で交流をつくる

新郎新婦が各テーブルを回って撮影する方法は、着席形式と相性がよく、短い会話の時間も作れます。一斉にゲストを撮影場所へ集めるより、会場の移動を抑えられる場合があります。

ただし、テーブル数が増えるほど時間が必要です。1卓ずつの撮影と移動、会話を合わせた枠を見込み、料理の提供と重ならないようにします。フォトプロップスを使う場合も、渡す・回収する人を決めておきましょう。

写真担当と進行担当を分ける

撮影者は構図や表情に集中するため、次に回るテーブルへ声をかける役を別にすると進めやすくなります。ゲスト自身のスマホで何台も撮影する場合は、その時間も必要です。カメラマンの撮影後に自由撮影を入れるのか、代表のスマホ1台にするのかを相談します。

立食なら「新郎新婦の近くに自由に集まる」だけでは列ができることがあります。グループごとに案内する時間を決めるか、歓談中の自然な撮影を中心にするなど、会場に合う方法を選びます。

5.演出3 ふたりにまつわるクイズを短く楽しむ

クイズは、新郎新婦をよく知る人だけが勝つ難問より、会場で説明を聞けば楽しめる問題にすると参加しやすくなります。「初めて一緒に旅行した場所」「ふたりが好きな料理」など、答えをきっかけに短いエピソードを話せる題材が向いています。

回答方法は挙手、番号カード、スマホなどから選べます。立食では皿やグラスを置けるタイミングを作り、スマホを使うなら参加方法の案内時間を含めます。回答ツールを使わず、司会が選択肢を読み上げるだけでも実施できます。

問題数より解説の長さに注意する

3問でも解説が長いと予定時間を超えます。問題、回答、正解発表、ひと言エピソードを一度読み、どれくらいの長さになるか確認しましょう。間違えた人をからかったり、プライベートな過去を暴露する内容は避けます。

全員が最後まで参加できる形式にするなら、途中で脱落させず、合計点や抽選と組み合わせる案もあります。ルールを複雑にするより、司会が短く説明できる形を優先してください。

6.演出4 歓談中の写真をスクリーンに映す

ゲストが撮った写真を会場で見せる演出は、食事や歓談を続けながら取り入れられます。写真を撮る人だけでなく、スクリーンを見て会話する人も参加できるのが特徴です。コンテストを行わず、写真紹介だけにする選択肢もあります。

方法は、写真を受け取って幹事が手動で映す方法と、投稿をリアルタイムで映すサービスを使う方法に分かれます。LINEやGoogleフォトは後日の写真回収にも便利ですが、会場への投影は別に準備します。事前に作ったスライドショーなら、当日投稿の通信を使わずに写真紹介を行う方法もあります。

リアルタイム投影の選択肢の一つが猫の風船です。猫の風船は、ゲストがスマホで投稿した写真を会場のスクリーンにリアルタイムで映し、フォトコンテストも楽しめるイベント演出サービスです。猫の風船はこちら【ウェディング向けページ】

ゲストはアプリのダウンロードやアカウント登録なしでQRコードから参加します。主催者は登録してイベントを作成します。会場側にはPC、インターネット、プロジェクターまたはモニターが必要です。

立食で取り入れる場合

料理や飲み物を持っている人に、その場ですぐ投稿するよう求めないことが大切です。QR案内は受付だけでなく、休憩席やテーブルなど、スマホを操作しやすい場所にも置きます。会場のどこからスクリーンが見えるかを確認し、見えにくい席があれば別の楽しみ方も用意します。

着席で取り入れる場合

各テーブルへ案内カードを置き、歓談開始時に司会が簡単に説明します。挨拶や別の映像を見てほしい時間には投影を止めるなど、会場担当と切り替えの段取りを合わせましょう。機材・接続の確認リストも活用できます。

歓談中の過ごし方を口コミから考える

猫の風船の公式口コミでは、ぷるさんが、披露宴で新郎新婦が不在の時間にもゲストが写真を投稿して楽しみ、余興を入れなかった時間を過ごせたと紹介しています。歓談中の写真演出を取り入れたぷるさんの口コミで感想を確認できます。

1.5次会そのものの実績ではありませんが、歓談を中心にした会で写真演出を検討する参考になります。一方、ふみわさんの口コミには、賞の作成から発表までの操作を評価する声と、PCが必要だった点への感想が併記されています。楽しみ方だけでなく、機材と操作担当を準備できるかも判断材料にしましょう。

7.演出5 フォトコンテストで写真を紹介する

写真を集めた後、テーマに沿う作品を新郎新婦などの管理者が選び、会の後半で紹介する方法です。撮影技術を競うより、会の雰囲気や交流をテーマにすると参加しやすくなります。

賞の例 対象となる写真 配慮したいこと
いい笑顔賞 撮影を了承したゲストの笑顔 写真の紹介を望まない人に配慮
つながり賞 家族や友人同士の交流 内輪だけで意味が通じる内容にしない
会場発見賞 料理、花、小物など 人物を撮らない参加方法を用意

募集締切と発表の間には、写真を選ぶ時間を確保します。立食では新郎新婦も移動しているため、「歓談しながら自然に選べるはず」と考えず、幹事が候補を確認する時間を決めます。

猫の風船は管理者が受賞写真を選ぶ方式で、ゲスト投票機能はありません。投票を行いたい場合は、別の集計方法と時間が必要です。管理者による選定でよいなら、司会文も「ふたりが選びます」と明確にします。

撮影者と写っている人を混同しない

景品を渡す相手が撮影・投稿した人なのか、写っている人なのかを募集時に決めます。呼び出す名前の扱いも確認し、表彰時に探すことがないようにします。詳しい準備と司会台本は二次会フォトコンテストの実施ガイドを参考に、会場の進行に合わせて調整してください。

8.演出6 短いゲストインタビュー

友人や家族の言葉を聞く時間は、ふたりの人柄が伝わる演出になります。突然マイクを向けるのではなく、話してもらう人へ事前に了承を取り、質問の方向も共有しましょう。

「新郎新婦の好きなところを一つ」「一緒に過ごした思い出を一つ」など、短く答えられる質問がおすすめです。司会が答えを受けて長く話しすぎないよう、人数と質問数を絞ります。

立食では会場の後ろまで声が届くか、着席では席から話せるかを確認します。登壇や移動が負担になる人には、席で話してもらう、事前のメッセージを司会が読むといった方法があります。断りやすい形でお願いすることも、参加しやすさの一部です。

9.演出7 思い出写真を紹介する

事前に選んだ写真を、新郎新婦の短い説明と一緒に紹介する方法です。友人と家族の両方が参加する1.5次会では、お互いに知らない時期のふたりを知るきっかけになります。

写真の枚数を増やしすぎず、「出会い」「旅行」「家族との時間」など、伝えたい話に沿って選びます。写っている人が嫌がる写真や、内輪の笑いだけで進む写真は避け、使用してよいか事前に確認してください。

映像ファイルとして準備する場合は、会場が受け付ける形式や提出期限に合わせます。当日PCで画像を順番に映す場合は、ファイル名や表示順を整理し、司会の原稿と対応させます。写真の表示と話の内容がずれないよう、一度通して確認しましょう。

10.120分の1.5次会に組み込む進行例

1.5次会だからといって、披露宴の進行を短く詰め込む必要はありません。新郎新婦と話す時間や食事を楽しむ時間も、ゲストにとって大切な内容です。次は、写真投稿と短い表彰を組み合わせる場合の想定例です。

経過時間 内容 準備・注意点
開始前 受付、カード記入 QRやメッセージの案内を配置
0〜15分 入場、挨拶、乾杯 食事開始までの流れを短く
15〜45分 食事・歓談 投稿は任意。写真投影を開始
45〜60分 記念写真や短いクイズ 料理と移動の重なりを避ける
60〜80分 歓談、写真募集の締切 新郎新婦と幹事が選定
80〜90分 写真紹介・表彰 賞数、呼び出し方法を固定
90〜110分 歓談、記念撮影 新郎新婦と話す時間を残す
110〜120分 挨拶、お開き 写真の受取や持ち物を案内

コース料理では配膳と重ならない時間へ変更します。立食ビュッフェでは、料理を取りに行く時間を十分に取り、開始直後から全員にスクリーンを見るよう求めない構成が考えられます。

進行が遅れたときに削る項目も決めておきます。任意参加のカード記入は続け、クイズの問題数を減らす、表彰のコメントを短くするなど、会の目的を残した調整を考えます。

11.人数・写真枚数・予算から無理のない方法を選ぶ

写真投影を取り入れる場合は、参加人数だけでなく投稿枚数を見積もります。例えば40人で1人5枚なら200枚、80人なら400枚、100人なら500枚という想定です。実際の枚数は参加率や投稿方法で変わるので、追加分の余裕も考えます。

猫の風船の料金は、無料30枚、ライト500枚19,800円、スタンダード1,000枚24,800円、バリュー2,000枚29,800円です。税別、2026年9月15日時点のサービス情報に基づきます。無料プランは幹事や新郎新婦の操作確認にも使えます。

上限ぴったりの想定になる場合は、テスト写真や追加投稿を含めて余裕を確認します。無料枠があることと、会の規模に十分な枚数が使えることは別です。会場の設備使用料や持ち込み費も含めて予算を決めましょう。

一方、写真回収だけが目的なら、参加者に合ったLINEやGoogleフォト等の方法で足りることもあります。当日投影、コンテスト、後日のアルバム閲覧を別々に考えると、必要のない機能に費用をかけずに選べます。

12.撮影・投稿・写真共有で先に伝えること

会場で写真を上映する場合は、投稿前にそのことを伝えます。写っている人に撮影の了承を取り、SNS等で公開する場合は別に確認する案内を用意しましょう。特に親族や職場のゲストが混在する会では、共有範囲を曖昧にしないことが大切です。

猫の風船はゲスト同士がスマホで写真を一覧閲覧する仕組みではありませんが、会場ではスクリーンに写真が映ります。管理者は写真を一括ダウンロードできます。後日みんなで見られるアルバムが必要なら、別の共有方法を用意します。

画像はJPG、長辺1280pxに自動リサイズされます。ゲスト投稿は利用日翌日まで、写真は利用日から1年間で自動削除される仕様です。大切な写真は期限に余裕を持って保存し、プリント用の高画質な原画像は別途確保するかを考えてください。

卓上カードに添える短い案内文

「本日の思い出を写真でお寄せください。投稿は任意です。写真は会場スクリーンに表示されますので、写っている方に確認してからお送りください。締切は[時刻]、受賞写真は[新郎新婦]が選びます。操作でお困りの方は[担当者]へお声がけください。」

コンテストを行わない場合は、締切や受賞に関する部分を削ります。案内文に合わせて企画を増やすのではなく、実施することだけを案内してください。

13.準備を減らすための最終チェック

演出を決めた後は、それぞれの準備物を増やすより、担当と時間の重なりを確認します。同じ幹事が受付、PC操作、景品、司会を同時に担当していないかを見直しましょう。

  • 会の目的と、演出を入れる理由を説明できる
  • 立食・着席の違いに合わせて操作や移動の時間を取った
  • 見るだけ、書くだけなど参加方法を選べる
  • 依頼するゲストには事前に了承を取った
  • 料理の提供と全員参加の時間が重なっていない
  • 機材や回線は会場で確認した
  • 写真の上映・保存・後日共有の範囲を案内した
  • 予定が遅れた場合に短くする箇所を決めた

1.5次会のよさは、ふたりとゲストが過ごしやすい形を選べることです。盛り上げるための企画を詰め込むより、歓談を中心に、短い演出を一つか二つ添えるところから考えてみてください。写真投影を候補にするなら、猫の風船を無料で試して会場での使い方を確認することができます。