長い学校生活を共にしてきた同級生と、久々に会う同窓会は、参加者にとってかけがえのない思い出になります。
もし同窓会の幹事を任されたら、当日の運営方法や準備などが気になりますよね。
本記事では、同窓会の写真共有の方法について、おすすめのツールをご紹介していきます。
また、写真共有にあたって個人情報の扱いほか、写真共有で盛り上がるおすすめのサービスなどもご紹介していきます。
幹事の方は、写真共有サービスを選ぶ上での参考になれば嬉しいです。
目次
同窓会の開催後、写真共有で気を付けること

同窓会の開催後に、写真の共有で失敗しないために、以下の点に気をつけましょう。
- スマホで写真を撮るだけで終わってしまった
- 一眼レフカメラで撮影したが、1ヶ月後の共有になり熱が冷めてしまった
- カメラを持参して撮影したものの、特定の人にしか渡せなかった
上記のように、写真共有で失敗してしまうこともあります。
同窓会の写真共有で気をつけるべきこと

幹事の方が必ず把握しておくべきことは、誰しもがみんな写真共有に賛同しないというリスクです。
以下より、注意しておきたい「個人情報の保護」「公開する範囲」の2点についてご紹介します。
①個人情報の保護に注意する【ネット公開・SNS】
同窓会に参加したみんなの写真は、元クラスメイトだから無許可で構わないというのは、誤った解釈といえます。
まず個人情報には保護法の第21条や、個人情報保護委員会の見解も参考にしておくと良いでしょう。
(従業者の監督)第21条 個人情報取扱事業者は、その従業者に個人データを取り扱わせるに当たっては、当該個人データの安全管理が図られるよう、当該従業者に対する必要かつ適切な監督を行わなければならない。
関連法令(e-Gov法令検索)
上記で「個人情報取扱業者ではないけれど?」といった疑問が出るはずですが、一般の方同士で肝にしたいのは大きなトラブルを避けるという点に尽きます。
いっぽうの個人情報保護委員会での見解は、同窓会の同級生、つまり1人のデータという「個人情報データベース等を構成する個人情報」ではないため、正しい監督が行われていれば良いと判断ができます。
よって、タグやネームで個人情報を入れるのが厳禁で、本人への確認が第一といえるでしょう。
②公開する範囲や許可をあらかじめ取り決めておく
同窓会写真を共有する際は、無許可で勝手にネット後悔をすると、トラブルを招きかねません。
もしのちに揉めごとに発展したなら、せっかくの同窓会が台無しになってしまうからです。
したがって、同窓会の幹事を任されたら、公開する範囲と許可について取り決めをしましょう。
- 公開範囲:ネット非公開のグループに限定~SNSなど
- 相手許可:ネット公開をして良いか、SNSでの共有もして良いかなど
- 個人情報:モザイク処理をすれば良いか、加工なしで良いか
上記の3点をよく覚えておき、取り決めを1人1人行えばトラブルを防げます。
なお1人1人は大変なので、LINEなどのグループを作成して確認するとスマートです。
上記に属していない元同級生には、個別連絡をするのを念頭に置いておくとスムーズです。
同窓会の写真共有でおすすめツール6選

同窓会の写真共有で活躍する、おすすめのサービスを見ていきましょう。
- 猫の風船
- 30daysアルバム
- Dropbox
- Googleフォト
- LINE
- Amazon Photos
①猫の風船

「猫の風船」は同窓会の写真共有でもっともおすすめできるサービスです。
スマホで撮影した写真がリアルタイムで、リアルタイムでスクリーンに投影されるため、同窓会でも盛り上がります。
※パソコンとプロジェクターが必要になります
イベント向けに誕生したサービスであり、同窓会にうってつけといえます。
- QRコード入りの案内デザインがあるため、POPを手作りしなくて良い
- コメントを加えた写真投稿がみんなを楽しませる
- フォトコンテストも無料で開催できるため余興としても利用できる
- 同窓会写真で使った画像は一括ダウンロードができる
他のサービスにはない、同窓会メンバー全員の参加型サービスです。
たとえば後日に同窓会の写真を見る他のサービスと比べて、同窓会の会場にてスマホで撮った写真が、リアルタイムにスクリーンに投影されて楽しめるのは、まさに革新的。
また他のサービスは写真をアップロードする用のQRコードなどを、印刷して設置する必要も同窓会イベント内容によっては要されますが、猫の風船は「完成デザイン配布+QRコード読み取り」のみで一連の流れもスムーズです。
②30daysアルバム

出典:https://30d.jp/
30daysアルバムは、同窓会をはじめとしたイベントで活用できる写真共有サービスです。
- 30日間のみの保存となっており、31日以降は写真が自動に消去される
- 個人情報の消し忘れやうっかりのミスがあっても自動デリート機能が便利
- android、iOSどちらも対応
名称の通りで、保管が30日間のみという点は、個人情報の観点から見ると便利だといえるでしょう。
ただし、30daysアルバムのFREEプランだと、画像が縮小されていてPCサイズに変換するにはPROプランへの以降など、制限面でやや物足りなさを覚える可能性を否定できません。
③Dropbox

出典:https://www.dropbox.com/ja/
Dropboxは、主にビジネスシーンで重宝されている写真・動画の共有サービスです。
とはいえ、同窓会の幹事の方にもおすすめできる機能があるため見逃せません。
- 幹事以外がアカウントを保有していなくても使える
- パスワード保護や制限つきのリンクも発行できる
制限をつけられるということは、すなわち同窓会参加者のみにアクセス許可ができるので、外部に洩れるという心配がありません。
ただし利用は2GBまでと決まっているため、高画質の画像保存に適さないデメリットも覚えておきましょう。
④Googleフォト

出典:https://www.google.com/intl/ja/photos/about/
Googleフォトは、スマートフォンやPCを使う方に親しみの良い写真共有サービスを備えています。
- 15GBまでなら無料で利用できる
- Googleのアカウントがあればすぐに使える
- 同窓会写真に加工や編集を加えられる
同窓会写真をアルバムに入れたい方がいたら、他のユーザーを招待といった形で進めます。
難点なのは、同窓会に特化したサービスではないため、やや処理がシンプルではありません。
またリンクを取得した画面は、自ら印刷のうえ配布するなど、工程が増えるため事前に周到な準備が必要とされます。
⑤LINE

出典:https://guide.line.me/ja/signup-and-migration/hajimeteguide.html
LINEは機能を駆使すると、手軽に同窓会写真を共有させたいときにも活用できます。
- アルバムに1000枚同窓会写真を保存できる
- 相手のトーク画面の「まとめて見る」機能で手軽に見られる
- グループラインでの写真共有も可能
利便性の高さに加え、日頃からの参加者の利用率が高いと想定できるため、日程が迫っているときは重宝するに違いありません。
ただし同窓会写真のアップロードした際、自動圧縮されるので高画質の保存ならほかのツールを選びましょう。
⑥Amazon Photos

出典:https://www.amazon.co.jp/b?node=5262648051
Amazon Photosは有料のプライム会員(月額500円)になると、多機能を使いこなせるクラウドサービスです。
- プライム会員で写真ストレージは容量無制限になる
- 画像認識機能を使うと同窓会参加者・場所の個別検索が可能
- 同窓会写真は自動バックアップで安全保管ができる
上記が幹事に向いている理由ですが、プライム非会員の場合だと制限がかかります。
とはいえ非会員であっても、5GBまでは無料ストレージを使えるので規模を要確認のうえ検討するのも良いでしょう。
同窓会の写真共有は猫の風船がおすすめ!

同窓会写真共有サービスの特徴とおすすめについての解説でしたが、参考になるサービスは見つかったでしょうか?
定番かつメジャーなサービスはあるものの、同窓会を素敵な思い出にするならば、やはり猫の風船がおすすめです。
無料での利用ができるため、ぜひ1度利用してみてはいかがでしょうか。