【保存版】結婚式でゲストも楽しめる参加型の演出や余興!

「ゲスト全員が参加できる演出ってないかな?」
「コロナ禍だから非接触でできる演出はないかな・・・」
「ゲストにも結婚式を楽しんで欲しいな♪」

結婚式場が決まり、当日の進行内容の演出や余興をどうしようか迷っている新郎新婦さんへ。

人生の一大イベントの結婚式。
結婚式では、仲の良い友人や学生時代の懐かしい友達、感謝を伝えたい親族の方々など。大切な人たちが多く参列されているかと思います!
せっかく参加されるなら、ゲストのみなさんにも楽しんで欲しいですよね!

結婚式と言えば、ケーキ入刀&ファーストバイト!そしてビックスプーン!
しかし、定番過ぎて自分たちの結婚式では、ちょっと違うことをやりたいかも・・・。

みんなと同じような結婚式は嫌だけど、自分たちの結婚式って「何をすればいいんだろう?」と迷ってしまいますよね。

スザワ
スザワ

こんにちは、ウェディング業界で働いているスザワです。

結婚式のカメラマンとして活動しており、累計1,000組以上のカップルを撮影してきました。
一つとして同じものはない結婚式。様々な結婚式を撮影し、培ってきた情報をシェアできればと思います!

結婚式の演出や余興で、ゲストも参加型で楽しめる方法を悩んでいる新郎新婦に向けて、オススメな演出や余興を挙式や披露宴、二次会とそれぞれで分けて紹介していこうと思います!

また、今まで見たことのないような参加型のサービスなども紹介していますので、ぜひそちらも参考にしてみてください!

それではまいりましょう!

挙式編

ダーズンローズセレモニー

ダーズンローズとは、新郎から新婦に12本(1ダース)のバラを贈る演出です!
別名ブーケセレモニーとも言われています。

12本のバラにはそれぞれ【感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠】という意味が込められています。

この12本のバラの花束を贈ることで、「これら全てをあなたに誓います」という意味になります。

挙式で行われるダーズンローズセレモニーでは、新郎が入場するときにゲストから1本1本バラを受け取り、花束にします。
その花束を持って、新婦にプロポーズの言葉と一緒に渡します。
新婦は返事の代わりとして、1本のバラを新郎の胸ポケットに挿します。

スザワ
スザワ

私も何度かダーズンローズセレモニーを撮影したことがありますが、12本それぞれの意味に対して、1人1人が誓いの言葉を言って渡す演出も素敵でした!

リングリレー

「リングリレー」とは、新郎新婦それぞれに用意した2本の長いヒモに指輪を通し、参列していただいているゲストから新郎新婦に向けて指輪を運ぶセレモニーのことです。

大切なゲストから、愛の証である「指輪」を繋いでもらうことで、祝福の気持ちがダイレクトに伝わるだけでなく、会場に一体感が生まれ緊張が和らぎます。

挙式は緊張感で包まれることが多いので、人前で緊張しやすいといった新郎・新婦にはリングリレーがおすすめです。

注意点として、リングリレーに時間がかかりすぎると、リングリレーに参加しない方が退屈に感じてしまうことがあります。

そのため、事前にリングリレーに参加するゲストを決める(内容の説明もしておく)、新郎・新婦側で人数を揃える、参加するゲストの座る席をバージンロードの通路側に指定しておくなどの段取りが大切です。

ウエディングツリー

「ウエディングツリー」とは、葉の無い木の枝にゲストに指印をしてもらい、指印を葉っぱ代わりとして、1本の豊かな木を完成させるセレモニーです。

大切なゲストの「結婚を祝福・承認する指印」がたくさん集まったウエディングツリーは一生の宝物になるでしょう。

基本的にウエディングツリーは、受付から挙式までの間に行うので、受付から挙式までの空いた時間にゲストに楽しんでいただけます。

デメリットとしては、インクで指が汚れてしまうということです。指印する場所にはウエットティッシュを用意するなどの配慮を忘れないようにしましょう。

最近では指印の代わりに、スタンプや付箋でウエディングツリーを完成させるタイプもありますので、ゲストの指を汚してしまうことに抵抗がある方は、検討してみてはいかがでしょうか。

ブロッコリートス

挙式の際、ブーケトスの演出はよく見られますが、「ブロッコリートス」は見たことがない人も多いのではないでしょうか。

ブロッコリートスとは、その名の通りブロッコリーを投げる演出のことですが、受け取るのは「未婚の男性」が対象です。

ブロッコリーが使用される理由については諸説ありますが、房がたくさんついていることから、「子孫繁栄」の意味合いをこめてブロッコリーが使用されていると言われています。

女性のブーケトスは、ブーケを本気で取りに行く光景はほとんど見られませんが、男性のブロッコリートスであれば、本気でブロッコリーを取りにいってくれるので、盛り上がること間違いありません。

定番のブーケトスと併せて、ブロッコリートスも演出に加えてみてはいかがでしょうか。

シャワー系の演出

挙式後の退場を華やかにしてくれるシャワー系の演出は、結婚式では定番となっています。

老若男女問わず、ゲスト全員が参加できるので、ぜひおすすめしたい演出のひとつです。

シャワー系の演出には、代表的な「フラワーシャワー」のほかにも、さまざまな種類があるので、厳選してご紹介していきます。

コンフェッティシャワー

コンフェッティシャワーの「コンフェッティ」は日本語で「紙吹雪」という意味です。

星形・ハート形などさまざまな形の紙吹雪を飛ばして祝福する演出となります。

大量の紙吹雪を飛ばすことで、インパクトのある写真を残すことができるのでおすすめです。

バブルシャワー

バブルシャワーとは、シャボン玉を飛ばして祝福する演出となります。

シャボン玉が新郎新婦を包むと、幻想的で美しい写真が撮れるのでおすすめです。

特に天気の良い日は、シャボン玉に光が差し込み、より美しい写真が撮れるでしょう。

フェザーシャワー

フェザーシャワーとは、羽を空中にふわふわと舞わせて祝福する演出のことです。

まるで天使が新郎新婦の幸せを祝福しているかのような、ロマンティックな写真を撮ることができます。

サンドセレモニー

サンドセレモニーとは、新郎新婦それぞれが選んだ異なる色の砂を1つの容器に入れて、美しいサンドアートを完成させる演出です。

サンドセレモニーの意味は、一度混ぜると元に戻らない砂の性質から、「結婚した二人が一人に戻ることはない、家族として共に生きていく」という意味が込められています。

サンドセレモニーは、「新郎新婦のみ」行う方法と、先にゲストに砂を入れてもらい、最後に新郎新婦が砂を入れる「ゲスト参加型」の方法があります。

「思い出の品が欲しい」「気軽にゲストに参加してもらえる演出がやりたい」といった方にはサンドセレモニーがおすすめです。

披露宴編

ゲスト参加型のフォトスライドショー

ゲストがスマートフォンで撮影した写真を、リアルタイムでスクリーンに飛ばし、参加者全員で画像を共有して楽しむ演出ができる「猫の風船」というサービスがオススメです!

無料で利用できるので、一度アカウントを作って試してみるとイメージが湧きやすいかと思います!
>> 無料で使える写真共有サービス「猫の風船」

撮影した画像をスクリーンで共有するだけでも十分盛り上がりますが、その中でベストショットを選ぶのもおすすめです。

「ベストスマイル賞」「ベストキャラクター賞」「ベストファッション賞」など、ゲストの雰囲気に合わせた賞を作り、景品を用意すると、より盛り上がるでしょう。

ドレスの色当てクイズ


「ドレスの色当てクイズ」とは、その名の通り新婦が着るドレスの色をゲストが当てる余興のことです。

ドレスの色当てクイズの流れについては以下の通りです。

  1. 色別の投票箱を用意する。
  2. ゲストは予想した色の箱に名前を書いた投票用紙を入れる。
  3. お色直し後の再入場。
  4. 正解の色の投票箱から抽選し、プレゼントを渡す。

ドレスの色当てクイズは定番の余興ですが、アイディア次第でひと味違った余興にすることもできます。

例えば

  1. 色違いのペンライト(番号付き)を用意し、投票に利用する。
  2. 再入場の際に、会場の照明を落としてもらう。
  3. ゲストには、暗闇でペンライトを振ってもらう。

その上で、新郎新婦が歌いながら入場すれば、まさにライブ感をゲストに味わってもらえます。

注意点として、歌う曲はワンコーラスのみにして短くする、誰もが知っていて、かつ盛り上がる曲を選ぶなどがあげられます。

新郎新婦が主役といえど、1曲まるごと歌わったらゲストは飽きますし、マイナーな選曲では盛り上がりに欠けてしまいます。

また、ライブ感をゲストに味わってほしいのであれば「照れ」は捨て、アーティストになり切って歌うことが大切です。アーティストのMCのような感じで、当選番号を発表するのも良いでしょう。

新郎新婦は「主役」なので、新郎新婦が盛り上げようと頑張っている姿を見れば、ゲストは必ず盛り上げてくれます。盛り上げることが好きな新郎新婦は、ぜひチャレンジしてみてください。

格付けゲーム

「コロナ渦だから、ゲスト同士の接触が少ない余興を選びたい」といった方には、格付けゲームがおすすめです。

格付けゲームとは、テレビ番組の「芸能界格付けチェック」でお馴染みの、高級なものを当てるゲームのことです。

比べる対象物は肉やお酒、お菓子やジュースなど、なんでも問題ありません。

ゲスト全員が参加すると、披露宴の時間が押してしまう可能性があるので、各テーブル対抗戦をおすすめします。

テーブルの代表者に答えを断定するようなカッコつけたコメントをしてもらうと、答えを外したときに会場が盛り上がるでしょう。

感染リスクが低く、老若男女が楽しめる余興をお探しの方におすすめです。

みんなで楽しく餅つき

特別な披露宴にしたい方は、ゲスト参加型の「餅つき」がおすすめです。

結婚式で行う餅つきには、「両家のご縁が長く続くように」という意味がこめられており、縁起のよい余興とされています。

珍しい余興であり、普段、餅つきを行う人も少ないので、思い出に残る披露宴となるでしょう。インスタ映えにもピッタリです。

また、小さなお子さんがゲストに見える場合は、優先して餅つきに参加してもらうと良いでしょう。

小さなお子さんは、餅つきが好きな子が多いです。

挙式・披露宴と、子供にとって退屈な時間を乗り越えたご褒美に、心行くまでお餅をついてもらいましょう。

餅つきの準備に関しては、道具一式を購入するのは金銭的負担が大きいので、知り合いに借りるか、餅つき道具のレンタル専門店から借りることをおすすめします。

インスタントカメラ

インスタントカメラを、各テーブルに1つずつ置いて「ゲストに写真を撮ってもらう」ゲスト参加型の演出が流行っています。

インスタントカメラは、安価で気軽に扱えるほか、レトロな写真が撮れるのでおすすめです。

各テーブルさまざまな角度から、いろんな人に撮ってもらうことで、バラエティーに富んだ写真(思い出)をたくさん残すことができます。

「レトロな写真もたくさん残したい」「ゲスト同士、交流を深めて楽しんでほしい」と考えている方におすすめです。

ポージングショット(ポージングカードを使用)

披露宴の定番演出として、新郎新婦が各テーブルを回り、ゲストと一緒に写真を撮る「フォトラウンド」がありますが、このフォトラウンドをより盛り上げる方法として「ポージングカードを使用したポージングショット」をおすすめします。

ポージングショットとは、その名のとおりポーズを決めて写真を撮ることですが、その場でポーズを決めるのは難しく、ありきたりな写真になりがちです。

そこで登場するのが「ポージングカード」です。さまざまなポーズが書かれたポージングカードを各テーブル毎に1枚引いてもらい、出たポーズで写真を撮ります。

ポージングカードを用意することで、ワンパターンで流れ作業になりがちなフォトラウンドが、新郎新婦もゲストも楽しめる素敵な演出になりますので、ぜひ取り入れてみてください。

結婚式二次会編

万歩計ゲーム

万歩計ゲームとは、体に万歩計を付けて、歩数を競うゲームです。

全員で競うのはコロナの感染リスクもあるので、各テーブルで代表者を決めて行うことをおすすめします。

また、万歩計ゲームはおもしろい動作を指定したり、足つぼマットを置いてじたばた動いてもらうとより盛り上がります。

想像してもらうと分かりますが、おもしろい動作をただひたすら繰り返している姿、足つぼの痛みに耐えながら、じたばた動いている姿がおもしろくないわけがありません。

代表者は「ユーモアに溢れる人」を選出することで、更に盛り上がるでしょう。

優勝した代表者のテーブルに景品を用意することで、応援の熱も入り一体感も生まれます。

笑いと一体感を余興に求める方におすすめです。

あっち向いてほい

誰もが知っている「あっち向いてほい」ですが、単純明快にして実は最強の盛り上がりをみせる余興であったりもします。

余興は「分かりやすい」ものが好まれますので、あっち向いてほいはピッタリです。

景品がかかった「あっち向いてほい」は、かなり白熱します。勝ち負けのオーバーなリアクションを見るだけでも会場が盛り上がること間違いなしです。

誰も見たことのない余興や演出をするのも良いですが、単純明快でも確実に盛り上がる「あっち向いてほい」を選択するのも良いでしょう。

フォトコンテスト

ゲストがスマートフォンで撮影した写真を、リアルタイムでスクリーンに飛ばし、参加者全員で画像を共有して楽しむ演出ができる「猫の風船」というサービスの中にある、フォトコンテストもオススメです!

無料で利用できるので、一度アカウントを作って試してみるとイメージが湧きやすいかと思います!
>> 無料で使える写真共有サービス「猫の風船」

撮影した画像をスクリーンで共有するだけでも十分盛り上がりますが、その中でベストショットを選ぶのもおすすめです。

「ベストスマイル賞」「ベストキャラクター賞」「ベストファッション賞」など、ゲストの雰囲気に合わせた賞を作り、景品を用意すると、より盛り上がるでしょう。

ペーパータワーチャレンジ

「ペーパータワーチャレンジ」とは、20枚程度の紙を用いてタワーを作り、制限時間内にどれだけ高く積み上げられるか競うゲームです。

基本的に各テーブル対抗で行うので、全員が参加することができ、ゲスト同士が協力しあうことで、一体感も生まれます。

力を合わせて組み立てたタワーが倒れたときの「あぁぁぁー!」という声が会場を盛り上げること間違いなしです。

ルールとしては、「ノリやハサミなどの道具は使用しない」「高さチェックのときに崩れたらアウト」などがあげられます。

さきほど解説した「あっち向いてほい」と同じく、ゲームの内容が単純明快なので、ゲストが楽しみやすい余興です。

ジェスチャーゲーム

ジェスチャーゲームとは、与えられたお題に対して、言葉を発することなく全身でお題を表現するゲームです。

ジェスチャーゲームの進め方としては、テーブルごとに前に出てきてもらい、ジェスチャーゲームを実施。

制限時間内にもっとも多く答えられたテーブルが勝利となります。

お題については、まず簡単な動物などからはじめ、慣れてきたら芸能人などをお題にして難易度をあげていきましょう。

注意点としては、各テーブルのお題の難易度を統一することです。そのため、お題をカテゴリ―別で用意しておくと良いでしょう。

  1. カテゴリ― 動物(ゴリラ、ウサギ、ゾウ、ネコ、イヌなど)
  2. カテゴリ― スポーツ(野球、サッカー、バレーボール、テニスなど)
  3. カテゴリー 芸能人(アントニオ猪木、小島よしお、サンシャイン池崎、オードリー春日など)

ゲスト同士で協力し合う余興なので、会場に一体感が生まれ、ゲスト全員が楽しめる2次会になるでしょう。

カフート(kahoot!)を利用した早押しクイズ

カフートとは、スマホやパソコンを使ってクイズが作れるツールのことで、結婚式・二次会の余興以外にも、会社や学校などさまざまな場所で利用されています。

クイズを4択作り、プロジェクターでクイズの問題を投影、回答はゲストのスマホで行うのが基本です。

早く答えるほどポイントが多くもらえるルールとなっているので、景品をかけたクイズ対決をすれば、白熱すること間違いありません。

テレビのクイズ番組が好きな方には特におすすめの余興となります。

また、ゲスト同士の接触が少なく済むので、コロナの感染リスクを抑えながら余興を楽しむことができます。

チーム対抗の似顔絵対決

テーブル対抗で、ゲスト全員参加の「新郎新婦の似顔絵対決」もおすすめです。

基本的な流れとしては、以下の通りです。

  1. 一人あたりの時間を決める(30秒程度がおすすめ)
  2. 一人につき、一部位までとする(輪郭、髪、目、鼻、口、耳)
  3. 一番上手だった(気に入った)絵を新郎新婦が決める
  4. 優勝したテーブルのゲスト全員に景品を渡し、記念撮影をする

※司会に秒数のカウントと、部位の指定をしてもらうとスムーズです。

ゲストの中には絵が上手な人もいれば、下手な人もいるので、どんな絵ができ上がるかは誰にも予想ができません。

そのため、新郎新婦だけでなく、ゲスト全員がわくわく・ドキドキしながら楽しめる余興です!