会社の懇親会の幹事を任されたけど、自信がない…
どんな演出をすればいいか、悩んでしまう…
社内懇親会・イベントの幹事になったとき、上に挙げた悩みがないでしょうか?
罰ゲームとしてとらえるのはもったいない話で、目的や価値を知ることで懇親会へのモチベーションは上げられます。
また余興の種類を知れば、意外と簡単で自分でもできるという発見も珍しくありません。
そこで本記事では、社内懇親会の目的、価値と、おすすめの余興演出についてご紹介していきます。
幹事が理解しておくべき注意点も言及するので、ぜひ最後までごらんになってくださいね。
目次
社内懇親会・イベントが開催される目的・価値とは?
初めて社内懇親会イベントの幹事になった場合、「どうして自分が?」と面倒に考える社員も少なくはありません。
しかし継続開催されている真の目的を以下のように知れば、価値を見出して取り組むことができます。
- 社員の士気を上げ生産性アップにつなげられる
- 引っ込み思案の社員も打ち解けられ潜在能力を引き出せる
- コミュニケーションを取り退職率も下げられる
順番に見ていき、メリットになる理由を探っていきましょう。
社員の士気を上げ生産性アップにつなげられる
社内懇親会やイベントの開催は、社員の士気を高めて業績向上にもつなげられます。
楽しい会だった・価値があったという満場一致があれば、翌日もしくは翌週の出勤からモチベーションも高まることでしょう。
ただし、運動会に参加して体力だけ消耗したという心象だと、かえって効果はありません。
そこで景品を設定する、旅行の一環としてスケジュールに加えるなど、特別なご褒美も用意しておくと参加してよかったという印象を与えられる懇親会になるでしょう。
引っ込み思案の社員も打ち解けられ潜在能力を引き出せる
真面目でやる気はあるものの、自分の魅力を伝えるのが不得意な社員もいます。
何かのきっかけで潜在能力は引き出せますが、待つよりも懇親会の交流から呼び覚ませたら理想的でしょう。
イベントでは話さなければならないシチュエーションを、不快感を与えずに構築できるのがポイントです。
社内懇親会のあとから、彼は・彼女は意見を積極的に述べるようになった
といった付加価値を与えられることこそ会社上層部の目的で、いっぽうの社員側は成長の機会にもなる価値を得られるのです。
コミュニケーションの活性化で親睦が深まり退職率も下げられる
社内懇親会では、他の支店の社員が一堂に会することも少なくありません。
よって大人数でのイベント開催にもなるのですが、コミュニケーションの活性化について高いパフォーマンスを発揮します。
失敗例を挙げてみますが、目的の浅い飲み会であれば仲間内で飲み続ける・話しかけに行かず閉塞的になって終わパターンがありがちです。
単純な開催というひねりがないための現象ですが、アイデアを盛り込んだ余興がプラスされていたならどうでしょうか?
『お酒』+『余興ゲーム』が閉塞の壁を打ち壊し、親睦を深めることに貢献します。
すると横の連帯感が生まれ、サポートをし合うといった効果が発揮されるなど、結びつきから退職率も下げ定着率を上げるメリットも生み出せるでしょう。
社内懇親会・イベント開催・演出時の注意点
社内懇親会・イベントを開催する際は、注意点もあり守らなくては余興が台無しになりかねません。
そこで、守るべき注意点を3種類ピックアップしていきます。
- ゲーム対抗戦で敗因を作った人を否定しない
- 費用がかかる余興なら予算編成も入念におこなう
- 事前準備と会場設備との互換性も合わせておく
ゲーム対抗戦で敗因を作った人を否定しない
年末年始の某人気番組で、チームメンバーの協力によりギネスを狙う競技がおこなわれていました。
しかし緊張ゆえか、結果は不正を疑われてでのギネス取り消しになり、記事にもなったほどです。
よって、あくまでも余興の枠を超えないようにし、敗因をまねいた社員についても決して叱責してはなりません。
またゲームのなかには第一印象ゲームといった余興もありますが、小馬鹿にして冷やかすのは厳禁です。
会社の売り上げのみならず、社員の参加満足度も追求を忘れないようにしましょう。
費用がかかる余興なら予算編成も入念におこなう
余興をイベント・社内親睦会に組み込むとき、費用が大きくなりそうなら予算編成が欠かせません。
仮にスケールの大きいアクティビティなら、人数にもよりますが30万円を超えることもあるからです。
またイベントの企画から当日まで一貫したプロデュースだと、さらに費用は高くなるでしょう。
そのほかオプションをむやみに加えていき、金額が膨大になったうえで企画倒れになるのも本末転倒です。
よって、親睦会費を徴収していたとしても、金額の大小によって開催の有無に関わります。
予算編成は経理・親睦会長や会社幹部としっかり報連相をおこない決めていきましょう。
余興内容と会場設備がマッチするかの確認もする
余興内容と会場の設備について、双方がマッチしているかの確認も必要です。
もしPCを必要とする余興なら、会場に準備されていなければそもそもの開催が無駄になってしまいます。
なお、デジタル機器・ツールでできる余興は、操作さえできれば費用を抑えられるという利点もあるため軽視はできません。
そのほか、USBメモリーがあれば持参を忘れない、景品を置くスペースも確認をおこたらないなど、多角的に想定をしておきましょう。
社内懇親会・親睦会・イベントでおすすめの余興5選
- 猫の風船
- 体内時計当てゲーム
- サイン集めゲーム
- 共通点探しゲーム
- 伝言ゲーム
費用感の良さ・労力をともなわない・新しい発見など、魅力の詰まった余興・演出が目白押しなのでさっそくチェックしていきましょう。
猫の風船
社内懇親会・イベントで、話題を呼んでいるおすすめの余興『猫の風船』。
1人1人が撮影した写真を、プロジェクターを通してスクリーンへ投稿し、全員でユニークな演出・思い出を共有できるサービスです。
会場で撮影した写真もしくはすでに所有しているフォルダ内の画像などを、風船をふくらませるイメージで順次投稿し、イベントの楽しさを社員間で分かち合います。
おすすめポイント:無料で利用できる(一部有料)
上記のように、やり方はシンプルなので操作に困惑することがありません。
盛り上がりは会社の事業内容や一丸となり取り組んでいるテーマなど、あらかじめ設定をしておくとストーリー性が出て盛況することでしょう。
また研修をかねた社内懇親会で、会議室で使うプロジェクターを利用するなど、用途はイベントから結婚式まで幅広くあります。
無料から始められるため、ぜひ当機会をきっかけに猫の風船を始めてみてはいかがでしょうか。
>> 無料で使える! 新感覚なゲスト参加型の写真共有サービス『猫の風船』
体内時計当てゲーム
体内時計当てゲームは、大人数での社内懇親会・イベントにうってつけ。
時計があれば良いだけなので、準備品はたった1つのみです。
やり方
- 【進行役】ストップウォッチを押して計測(30秒など)
- 【メンバー】時計を一切見ずに脳内で30秒をカウント
- 30秒ジャスト、もしくはもっとも近い社員の勝利
「27・28・29秒…いまがちょうどに違いない」といった緊張感とスリルを、参加した社員間で分かち合えるのが盛り上がるポイントです。
ストップウォッチがなければ腕時計など、手軽さもウリだといえるでしょう。
サイン集めゲーム
サイン集めゲームとは名称のとおりで、社員が書いたネームを収集する余興になります。
少人数だとすぐ終了してしまいますが、大人数向けでの余興なら白熱することでしょう。
やり方
- 各参加者に名前を書いてもらう
- サイン集めに向かう(会話時は自己紹介を加える)
- 制限時間内にサインを多く集めた社員の勝利
アイデアのブレンドがおすすめで、じゃんけんを加えて勝った社員にサインを渡すようにすると、社内懇親会も盛り上がるに違いありません。
創意工夫で盛り上がりをコントロールでき、かつ自己紹介も兼ねるため価値の高い余興になるでしょう。
共通点探しゲーム
共通点探しゲームは、チームで挑戦するのにふさわしい親睦会・イベント向けの余興です。
余興名に共通点とつくことから、社員間の個性を知って一歩踏み込み、前半で先述したコミュニケーションの活性化において一翼を担います。
やり方
- チーム分けをする(5名・5名・5名など)
- 自己紹介をする
- 制限時間(例・5分)で会話を通し共通点を見つける
- 見つけた共通点を紙に記載していく
- 発表、共通点の数をカウントする
盛り上げるポイントとして、多く見つかったチームには景品贈呈の工夫がおすすめです。
なお、価値として1人1人のスキルや経験を最大に活かし、目標を成し遂げるチームを作る取り組みを指す『チームビルディング』の一環にもなります。
伝言ゲーム
伝言ゲームは、言葉・ジェスチャーなどを用いて楽しめる人気の余興です。
準備品が何一つ要らないのと、盛り上がりに意外性があるため取り入れてみるのも良いでしょう。
面白みを帯びるのは「簡単なはずなのにどうして伝わらなかったの?」という意外性です。
やり方
- チームを作り社員には横一列に並んでもらう
- お題を出す進行役が先頭の社員に伝える
- 先頭から2番・3番・…最後尾に伝言内容を伝えて行く
- 最後尾が発表
意外性の続きとして、お題がおじさんなら『おじいさん』に変化していたというのが、会場に盛り上がりを生む点になります。
会社の懇親会やイベントで盛り上がる演出・余興【まとめ】
社内懇親会・親睦会イベントの利点とおすすめの演出余興をご紹介してきましたが、取り入れたいものは見つかったでしょうか?
魅力的なのは、アナログ形式やデジタル形式など、手段が幅広く組み込みやすいメリットが確認できたはずです。
また費用も抑えられる点が顕著なので、一石二鳥になるのも見逃せないポイントでした。
当メディアでは写真交流をイベント種類問わずにできる、『猫の風船』を推薦しています。
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